hirokawamura’s solardiary     

三重県南部における太陽光発電レポートです #太陽光発電

4月17日の雑感

昨日、コロナ以後の日本は以前の日本には戻れないと書きましたが、戻れないのではなく戻ってはいけないと思います。今回コロナ騒動が起こった時、恐らく日本の指導者たちはその危険性を知っていたんじゃないかと思います。中国の武漢が発生源であることは間違いないと思いますが、いきなり1月23日に中国政府によって武漢全域が封鎖された時点でその危険性は判ったはずです。しかしそれからおよそ2ヶ月の間いっさいの中国からの入国制限の措置はなく、ようやく3月9日ビザの効力を停止し入国拒否の措置が取られました。

これは恐らく人の往来や物流を止めることの影響の大きさとコロナの危険性を天秤にかけて前者を選択したのだと思います。つまりはっきり言えば、コロナを甘く見ていたということだと思います。

その判断の良し悪しは別にして、問題は今後のことだと思います。別に中国を敵視するつもりはありませんが、あまりにも経済の中国依存が大き過ぎるのは間違いないと思います。それが今回の判断の遅れに繋がった気がしてなりません。

今回のコロナ騒動は多くの犠牲者を出し、今もそれは続いています。これがいつまで続くのかそれさえも判りません。まだこれからも多くの犠牲者が出ると思います。誰かが未曽有の国難と言いましたが、まさにそうだと思います。この災難が後1ヶ月続くのか、2ヶ月それとももっと続くのか誰にも判りません。

しかし、本当に大事なことは、この国難とも言うべき災害を克服したあとだと思います。この国の指導者には、日本をどういう国にしたいのかそのグランドデザインを語ってほしいと思います。それは、決してグローバリズム一辺倒のものではないはずです。